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生産性の為にこそ”メール”、”ミーティング”、”マネージャー”を廃止する。36名のベンチャー企業MT Onlineの挑戦とその背景

※この記事はventurebeatにMT Online
Christian RenellaとHernán Amiuneが寄稿したものを翻訳しています。

私たちの会社は8期目を迎えています。南アメリカではそこそこ名があり、現在36人のチームメンバーがいます。私たちのチームが今「取り憑かれているように」こだわっていること、それは全員の「生産性」です。

2007年以来、私たちはとにかく「同じ労働時間でいかに効率的に仕事をするか」ということにこだわってきました。例えば、同じ仕事時間で目標の売上、給与を手にするためにここのタスクを洗い出し、いかにそれを自動化、効率化するかを議論する。このようなことに取り組んできました。

その結果として、6年前に私たちはEメールでのやりとりを完全になくし、さらに3年前には社内でのミーティングを一切なくし、今ではプロジェクトマネージャーなしでプロジェクトをまわし、週に4日しか働きません。これらの変化をどのように行ったのかを、書いていきたいと思います。

1. メールをなくす

効率化を考えた時に私たちの頭に最初に浮かんだのは、メールがとても邪魔で仕事の効率を下げているということでした。今でも信じられないのは、世界の大半が20年も前にできたメールというサービスを使ってコミュニケーションをはかっているところです。メールは私たちが使える中でも最も非生産的なものを言えるでしょう。

私たちはまず社内でのコミュニケーションツールとしてのメールを排除しようと決めました。(外部に向けては徐々に減らしています。)

メールの欠点は以下の2つです。

1.メールは排他的です。メールを通して情報を得られるのは、送信者と受信者だけで、社内の他の人には全く共有されません。誰が何をしているかを把握できないのは、知るためにコミュニケーションコストがかかりますし、とても非効率です。一番理想的な状態は、必要なときに必要な資料、ドキュメントに全員がアクセスできることです。

2.メールはタスクの温床になりがちです。私たちは互いにして欲しいタスクをメールでやりとりします。そして、次第にその膨大なタスクは整理がつかなくなり、タスク漏れや優先度の順番がおかしくなったりします。タスクは誰が何をやっているかを常に開示し、誰もが一目で把握できるようにしておくのが理想です。

これの解決法として、

私たちは自社内で仕事用のタスク管理ツールを自作しました。現在Trelloが提供しているものにとても似てますが、私たちの使いやすいようにカスタマイズしてあります。簡単にいうと全員がアクセスできるコンパネで、誰が今どのタスクをどれくらい進めているかが一目でわかります。

今までのタスクの進行状態も、そのコンパネにアクセスするだけでわかるので何千通ものメールの山を見直す必要はありません。更に、最近ではクライアントにもそのコンパネへのアクセス権をあたえ、リアルタイムで進行状況を伝えています。これにより進行状況をわざわざ連絡しなくてもよく、効率がとてもいいのです。

2. ミーティングをなくす

次はミーティングです。IT企業なので、チームのメンバーは皆エンジニアであり、効率よくコードを書くためには最低でも朝と昼、それぞれ4時間以上は何もない、ただひたすらコードに集中する時間が必要です。

ミーティングはこれを阻害します。このミーティングによるちょっとした阻害は、効率において、プロジェクトマネージャーよりも数倍のダメージをエンジニアに与えます。たった1つのミーティングで、その日の集中力の50%を奪ってしまうこともあります。

ミーティングとは本来、仕事の進捗状況の確認や、プロジェクトマネージャーや仲間で問題を解決するための話をするためにあります。そこではただ同じ問題に一緒になって取り組むべきであり、誰かの仕事の効率を下げるためにするものではありません。

私たちはなにかディスカッションをするときは、Campfireを使います。これがどうミーティングと違うのか?会話が非同時性なのです。つまり、誰かにチャットで話しかけられても即座に返信をしなくてもよく、自分の仕事をきっちり終わらせてから返信ができます。エンジニアもしっかり4時間集中してコードを書いてから返信ができます。

更に、テキストで会話を残しておくことであとからプロジェクトに入ったメンバーも過去のログを読めるのです。わざわざ過去の出来事を聞かなくてもいいので、効率的ですよね?

3. マネージャーをなくす

最後が、昨年になくしたマネージャーの概念です。大きな理由として、プロジェクトの進行状況を誰かに管理してもらう必要性がなくなったことがあげられます。先ほど書いたように、誰がどのタスクをしているかが一目でわかるからです。

エンジニアはとても簡単に同僚の進行状況や、正しく作業を行えているかの確認ができます。更に、GoogleのCEO、Larry Pageがかつて言った「エンジニアは自分よりも技術の知識がない上司やマネージャーに縛られるべきではない。」という言葉の影響力も大きいと思います。

これを実践するために、下記を行いました。

1.私たちは主体的に動けるエンジニアしか採用しなくなりました。誰かに言われなくても、自分のペースできっちり納期でプロダクトを完成させるエンジニアです。

2.彼らがジョインするとき、株式の授与システムが有ることを彼らに伝えます。モチベーションアップと、それぞれに会社への責任を持ってもらうためです。

私たちは、いい大人は管理されなくても仕事ができると思っています。そしてこの効率化された仕事体制があるからこそ、私たちは週のうち3日間休めるのです。これはすべて、コミュニケーションの効率化をメール、ミーティング、マネージャーを排除して行ったからです。あなたにとって本当に仕事に集中できる環境は何ですか?

参考:http://venturebeat.com/2015/08/01/our-startup-got-rid-of-email-meetings-and-managers-and-thrived/

 

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