サポーターズコラム

 代表取締役 渡邊勝幸
株式会社つくる仙台 代表取締役
渡邊 勝幸
起業集団株式会社つくる仙台代表取締役。 東北大学大学院情報科学研究科非常勤講師(情報技術経営論)。 起業の専門家として、起業に関する相談を無料で承っています。 http://www.tsukurusendai.com/

起業にはストーリーが大事─葉っぱを売る企業の話

最近も様々な起業相談をいただいていますすが、
たくさんのお話を聞いていると、
起業するにあたっては、

そのヒトあるいはモノに、
ストーリー性があることが大事

だと感じます。

伝説あるいは武勇伝と言ってもよいかもしれません。


起業し販売する商品の、

「感動秘話」

あるいは

プロジェクトX的な苦闘の連続などがあると、
人々はひきつけられます。



徳島県の上勝町というところで、
何と葉っぱを売って起業したおばあちゃんたちがいました。、

もともと上勝町は何もないところで、
高齢化の一途。

男たちは朝から酒を飲み、
女たちは稼ぐ手段もない。

異常寒波が来て基幹産業のみかんは全滅。

そんなとき、
農協に勤めていたある青年が、
大阪のすし屋で、添えられていた赤いもみじを手に取り、
大喜びしている女子大生を目の当たりにする。

赤いもみじの葉っぱを丁寧にハンカチに挟んで持ち帰った女子大生の姿を見て、
青年は「これだ」と確信を抱く。


初年度は大赤字。


葉っぱを売るには、季節感、サイズ、清潔感など
いろいろな要素が必要と研究に研究を重ねる。

だんだん値が付き始め、
売上も毎年1000万円ずつあがっていく。

94年には年間1億円の売上高に到達した。



こんな実話があります。


ストーリーがないです!
武勇伝もまだないなあ!

という人がいたら、
ストーリーができるぐらいの行動をしてみましょう。

自分では感じなくても、
他人から見たらすごいストーリーですね、
となる場合もあります。





そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生 [単行本]
横石 知二 (著)


 

 

(第1129号 平成25年10月17日(木)発行)