サポーターズコラム

 代表 鈴木郁斗
㈱メルサ・インターナショナル・ジャパン(米国法人MELSA International LLC) 代表
鈴木 郁斗
東北山形県出身。大学生・若手人材のキャリア支援事業を展開する㈱メルサ・インターナショナル・ジャパン(米国法人MELSA INTERNATIONAL LLC)代表。航空宇宙エンジニアからのキャリアチェンジ、海外起業家への転身、米国での4年間のビジネス経験を経て、現在は日米を拠点に、グローバルビジネスとIT分野における人材育成プログラムを展開。自身も大学生向けキャリア支援活動のファシリテーターとして、文部科学省G30採択大学をはじめ、多くの国公立・私立大学の学生のグローバルキャリア支援に従事する。

Linked Inでセルフブランディング

世界で2億人以上が利用する、ビジネスに特化したSNS Linked In。 ビジネスのつながりを目的に普及したシリコンバレー発のソーシャルメディアで、諸外国においては経営者同士のネットワーキング、ヘッドハンティングや人材採用のツールとして企業が利用することもごく一般的。ビジネスマンにとっては、自分のスキルや実績を宣伝するセルフブランディングツールとして、学生にとっては履歴書代わりになるITツールです。(無料、日本語版もあります。)

知っている人には何を今更という話。でも、いまや諸外国ではFacebookと同規模で利用されているツールなのに、Linked Inを活用している日本人はかなり少数派であるようです。これは、働き方と雇用の違いによるものが大きな要因と考えられます。

▼日本特有の新卒一括採用という就活スタイル。
▼未だ消え去らない終身雇用という社会通念。
▼そもそもLinked InのようなSNSを必要とするビジネススタイルが少ない

日本では、企業が一括採用し、研修を積んだ後に各部署に配属となるのが一般的ですが、アメリカにおいては、即戦力として専門職ごとに採用されるのが一般的。 日本もアメリカも学歴社会であるという部分は同じですが、その事情は異なります。アメリカの大学の教育は専門性が強く、社会で即戦力となるための実践教育であるため、より関連性の強い仕事で、大学で学んできたことがそのまま生かされるわけです。反面、日本では、一括採用の際に学歴を基準としていることが多く、優秀な人材を学歴で選考するという点においては相違ないとしても、その意味は全く違います。

また、アメリカではスキルアップを目指して転職を繰り返すことが一般的で、企業もどのポストにどんな人材が必要かを把握できるような人事管理システムがあるので、適材適所に人材を補う合理的な仕組みが存在しています。企業に属さないインディペンデントワーカーたちも、自分が必要とするリソースを持つビジネスパートナー、自分を必要としているビジネスパートナーを手軽に探したい。そんな社会構造なので、Linked InのようなSNSが重宝されるわけですね。

日本も、より的確な即戦力を必要とする企業が増え、雇用形態もどんどん変わってきています。共通言語であればLinked Inによってボーダレスになりますので、アカウント作って英語で履歴を書いてみたら、海外企業から思わぬオファーが!なんてこともありえなくもないはず。(ただ、国内での転職に関しては、実名をさらすリスクがあるのであまりお勧めできない部分はありますが・・・)興味のある方は是非トライしてみてください。

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