サポーターズコラム

 代表取締役 渡邊勝幸
株式会社つくる仙台 代表取締役
渡邊 勝幸
起業集団株式会社つくる仙台代表取締役。 東北大学大学院情報科学研究科非常勤講師(情報技術経営論)。 起業の専門家として、起業に関する相談を無料で承っています。 http://www.tsukurusendai.com/

飲食店の開業支援を「つくる仙台」はなぜやっているのか?

 

つくる仙台は、起業支援コンサルティングを中心に活動し、
仙台市内で新規の会社設立を多く実現してまいりました。

年内には十件を超えるものと思います。


そんななかで、飲食店のご相談を多くいただいています。
個人事業主から法人成りの話、
二店舗目の出店、数字にまつわる経営の相談、
経営戦略から事業計画、店舗立地、また細かなメニュー、価格設定、ネーミングまで、
いろいろなご相談をいただきます。


「つくる仙台」が飲食店の支援に力を入れているのには理由があります。

それは、


仙台の強みは「食材」にある


からです。

被災地東北が自立するためには様々なビジネスを起業し、地域に貢献する、
そしてゆくゆくは東北発のビジネスが日本経済をけん引できればという夢を私たちは持っていますが、

それではこの仙台の強みはなんだろうかと考えたときに、
他の都市と比べて


「食材が豊富である」


ということに行きつきます。


仙台伝統野菜というのもありますが、
牛タンやひとめぼれといったお米、日本酒も豊富ですし、

和牛も豚もいいものがありますし、
魚介類も充実しています。


仙台に住んでいるときはあまり気付かなかったのですが、
仙台を離れてみて、そしてほかの日本のまちのおいしいものをいろいろ食べていくうちに、
仙台はおいしいものがたくさんあるし、その土地に根ざした食文化があるということに気づきました。


仙台藩祖伊達政宗公は、

「少しも料理なきはつたなき心なり」

という名言を残しています。

これは「少しでも料理心がない者は貧しき心の持ち主だ」という意味です。

伊達政宗は料理が好きでしたし、
おいしいものを大事にしていました。



みなさんそれぞれお住いのその土地それぞれに歴史があり、風土があり、気候があり、
個性があるのだろうと思います。

もしかすると今この時に、
その個性は、それぞれの地域で発見されず埋もれていたり、
逆に評価されていなかったりするかもしれませんね。

しかし、

弱みは同時に強み

であったりします。


道州制が導入され、地方でできることは地方に、
この流れを政策として進めていくべきと私は考えていますが、

そうなったときには、地方同士の競争がはじまります。
もはや始まっていると言えるかもしれませんね。


それぞれの地域がお互いに切磋琢磨し、
お互いの地域の強みをさらに磨いていけば、

結果として強い日本が生まれるのではないか、
そんなことを思っていたりもします。

 


(日本一元気になるビジネスマガジン第761号 平成24年10月14日(日)発行)

 

つくる仙台

http://www.tsukurusendai.com/