サポーターズコラム

 代表取締役 渡邊勝幸
株式会社つくる仙台 代表取締役
渡邊 勝幸
起業集団株式会社つくる仙台代表取締役。 東北大学大学院情報科学研究科非常勤講師(情報技術経営論)。 起業の専門家として、起業に関する相談を無料で承っています。 http://www.tsukurusendai.com/

売れている商品の値上げをしてはいけない

起業家・経営者にとって、
価格設定は実に悩ましい問題です。


仕入れ値+利益=価格


という算数の問題のような数式で簡単に決定できればいいのですが、
そうもいきません。



さてここで、

きつねさんが経営している「きつね寿司」と
うさぎさんが経営している「うさぎ寿司」

についてみていきましょう。



きつねさんは寿司屋さんを起業してしばらく経ちました。

きつね寿司で大人気なのは「マグロ300円」。
一方、不人気なのは「イカ200円」。


きつね寿司では、マグロの売れ行きがとてもいいので、
きつねさんはマグロを300円から400円に値上げしました。

するとどうしたことでしょう。

お客さんは値段の上がったマグロを避けるようになり、
売り上げは落ちてしまいました。


イカ200円も売れないまま、
全体の売上も落ち込みました。



さて、うさぎ寿司さんも起業してしばらく経ちました。

うさぎ寿司で大人気なのも「マグロ300円」。
一方、不人気なのも「イカ200円」でした。


うさぎさんは、マグロを値上げしたい衝動にかられながらも、
値上げを思いとどまり、

イカ200円を300円にしました。

するとどうしたことでしょう。

お客さんは値段の上がったイカを以前と同じように食べました。
うさぎ寿司では、値上げ分の利益幅が上昇したのでした。





売れている人気商品を値上げされると、お客さんは敏感に反応します。
みんなが注目している商品なので、値上げに敏感になってしまうわけです。

一方意外なことには、
不人気商品を値上げしても、販売数自体に大きな変化はないと言われています。


つまり、


売れている商品の値上げをしてはいけない


わけです。

価格を下げることは簡単ですが、
価格を上げるときには慎重に考えてやらなければいけませんね。

むずかしいものです。

 

 

 

 

【渡辺カツユキの日本一元気になるビジネスマガジン】
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著者は仙台市若林区在住37歳、起業支援会社経営。
事業計画・会社設立・ネット集客支援から補助金に関する相談など、起業・経営アドバイスをしています。
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