サポーターズコラム

 代表取締役 高木秀祐
シュート株式会社 代表取締役
高木 秀祐
高木秀祐です。座右の銘:一期一会 どうぞよろしくお願いします!ITビジネスコンサルティングとハンズオン・ベンチャーキャピタルの仕事を10年経験してから35歳で独立という転機を迎えました。起業をして、シュート株式会社の代表として、新規事業の「芽」を育てています。現在38歳。ワクワクファウンダーという肩書を名乗り、ワクワクする会社と社員を増やしワクワクする社会をデザインすることがミッションです。

「もう少しそこを詳しく!」どうやって事業機会を見つけるのか?エグジットを前提とした起業と新規事業開発。

みなさんの起業や新規事業の目的は何ですか?

 

私の周辺では、起業の目的に以下の3パターンがあります。

1、今以上の売上を上げて、多くの収入を得る。

2、当初の対価が得られないとしても、好きなことを事業内容にしたい。

3、事業を売却(エグジット)することで、対価を得る。

これらのパターンのどれかに当てはまりますか、それともこれら以外の何かでしょうか。

 

しっかりとした事業機会を見つけなければならないのは、3つ目「エグジットすることで、対価を得る」を目的とした起業の場合です。

(1つ目は、仕事量を増やすか仕事の提供の仕方を変えればよし。2つ目は、好きなことをやればよし。)

 

しかし、事業機会うんぬんの前に、起業の目的がはっきりとしていないことが結構あります。

目的がはっきりしていないと何がいけないのか?

私のような仕事をしていると起業に関する相談を受けることがよくあるのですが、目的がはっきりしていない方は質問が漠然となっています。

 

このビジネスはうまくいくと思いますか?可能性はどの程度あると思われますか?

6か月以内に起業・新規事業を始めようと思っているのですが、何をやるのかまだ決めていません。何か良いアイデアはありませんか?

 

こうした質問には直接答えずに、その後のアクションをアドバイスします。

具体的には次のようなことです。

・まずは職歴/スキルを棚卸して提供できるサービス内容を外部に発信する。

・周囲からの反応をもとに、やりたいことを絞り込んでいく。

・これまでの経験の中で、社会や大企業などで顕在化している課題を感じているなら、その課題に対する問いから事業機会を探す。

・ベンチャーキャピタルの投資家や大企業のビジネスプロデューサーにヒアリングをして、潜在的な課題を教えてもらう。

 

 

つまり、「どうやって事業機会を見つけるのか?」に対する答えは、

事業の目的をはっきりする→目的がエグジットすることであれば→投資家やビジネスプロデューサーにヒアリングをして、エグジットの可能性のあるアイデアを教えてもらう

になります。

 

直接ヒアリングできなくても、セミナーを聴講したり、雑誌の対談記事や書籍を読み、そこから潜在的な課題を見つけることができれば、自分のビジネスアイデアを発想していけると思います。

 

私もスモールビジネスを中心にお話しをすることは可能です。

来年に向けて事業機会を模索している方は、faecbookにご連絡下さい。

https://www.facebook.com/shusuke.takagi

 

(和やかな雰囲気で話します)

 

2012年11月26日(月曜) 午前