サポーターズコラム

  村上由里子
Rwiza Village
村上 由里子
村上由里子です。青年海外協力隊として赴任中のルワンダで、Rwiza Villageというゲストハウスを立ち上げ中です。ルワンダ人が現地の素敵に気づき、外国人がルワンダの素敵に出会う、そんな場所を作ることがミッション。聖心女子大学英語英文学部卒業ー新卒でアフリカへー現地パートナーとゲストハウスを立ち上げ中。現在24歳。座右の銘 Design Yourself.

【ルワンダでゲストハウス】挑戦の始まり。

2011年4月1日。
私の大切な友達の多くが、「社会人」となって世間で名の知れた「会社」に勤め始めたその日。私は、一抹の寂しさ、みたいなものを感じて、青空をみつめて、ため息をついていました。

「ああ、これからどうなっちゃうんだろう・・・」

みんなが新しいスーツをきて、新しい世界に迎えられているであろうその時、
私はパーカーにジーンズ、なんとも同じ社会人とは思えない格好で、
公園のブランコに揺られていたのですから。

正直にいうと、自分でルワンダに行くことを決めたくせに、本当はすごく怖かったんです。(この日のことについては、ここに書かれてます
http://yrk1014.blogspot.com/2011/04/blog-post.html

じゃぁ、なんで、その選択だったのか。

なんで私は、就職活動をすっぽかして、不安になりながら、ルワンダに来るというヘンテコな選択をしてしまったのか。そしてこういう訳の分からない選択をすることについて、今どう思っているのか、今日はこれについてざっくりお話しようと思います。


私は実は中学生の頃から、途上国に興味があって、漠然と将来なにかできないかなーと考えていました。そしてそのまま、気づけば大学3年生にもなって、あれよあれよと自分の仕事を決める時がやってきたわけです。

結構省略しましたが、もちろん大学生活ではいろんなことをしました。

フィリピンでボランティアをしてみたり、なぜかNPOの活動で北極の海で泳ぐことになったり、ノーベル平和賞受賞者にあってみたり、尊敬する社会起業家のもとでインターンさせてもらったり、ミーハーだったので、そりゃもういろいろ。

 

それで、まわりまわって出来上がった夢が、「途上国にカフェを作る」だったわけです。多分、もうめんどくさくなっちゃったんですね、色々。

貧困解決とか環境問題とか、そういう難しいことは私にはわからなかったし、到底こんな大きな問題に立ち向かう力は私にはないな、と悟ったわけです。

だけど、私は「目の前の人の笑顔なら作れるんじゃないか」と同時に思ったのです。

そして、それは私にとってすごく価値のあることなんじゃないかと。だって、そういう時、私はすごく嬉しいから。だから、そういう職場を作りたいなと思った。自分がずっと興味を持ち続けてきた途上国という場所で。あと、私はカフェという場所がすごく好きだった。

こんな安直な気持ちで「途上国に途上国の人と、カフェを作ろう」と思い立ったわけです。(これがこっちにきて、ゲストハウスに変化するとは、その時は思ってもいなかったわけですがw)

思い立ったところまではよかったのですが、そこからが大変でした。
どうやってやったらいいのか、検討もつかないのです。

とりあえず受けていた就職面接で「夢はありますか」と聞かれるたびに、馬鹿正直に答えていたので、面接官には苦笑いされるばかり。親にも周りの人にも、なかなか理解してもらえませんでした。どうやら、会社には、それができる場所はあんまりないらしい・・そう知った瞬間でもありました。

だから、もうやっちゃうことにしたのです。やってから考えよう、と。

こうして私は今、ルワンダにいます。

私の選択を愚かだと言った人もいました。そんなリスクをとってまで夢を追いかけるなんてばかばかしいと。

そうかもしれません。「夢を追いかける」ことにリスクは付き物です。

だけど、みんなどうして、
「夢をおいかけない」こと事態が自分の人生にとって、
どれだけのリスクか考えないんだろう、と私は常日頃思います。

自分の可能性くらい自分が一番信じなきゃいけないんじゃないかって。

そして、一度やると決めたら意外と道はあるものです。


ある時、社会人3年目の先輩にお会いしたことがありました。
その人は会社の愚痴を言いながら、こんなことを言うのです。
「俺は今の会社で修行を積んで、いつか必ず途上国に貢献する社会起業家になるぞ」
と。

失礼承知で申し上げますが、「いつか」っていつなのでしょう?
私はその日がやってくるのをはやく見たいと思っていますが、
残念ながらあれから2年、まだその日ではないようです。

会社の中で夢を叶えられる人もいます。
それはそれで、すばらしいことです。

生意気を申し上げますが、だけどもし、あなたの中に、会社とは違うなにかがあるのだとしたら、素直にやってみたらいいと思います。

やってから学ぶことの方が、やる前に学ぶことより、
ずっと効率がよく、ずっと意味があることだから。
たとえそれが、「自分には向かなかった」という答えだったとしても。

そんなこんなで、私は今、
ゲストハウスの皆と、お客さんの笑顔を沢山つくる挑戦の途中です。

みなさんは?

長くなってしまったので、今回はこのへんで。
次回はルワンダに来てからのことを書こうと思います。